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2009-06-29

Highest Distinction

帰国までいよいよあと2日となりました。車など不用品を売却したり、大量のテキスト等を自宅に別送したりと、帰国に向けた準備に追われています。

初めての海外での長期滞在だったこともあり、こちらでの生活は本当にいろいろなことがありましたが、今となってはいい思い出となりつつあります。また、母国である日本に帰れるのは、やはり嬉しいものです。

さて、先日、学校の修了式があり、無事に卒業することができました。成績も一緒に渡されたのですが、Highest Distinction(オールA)という最高の結果を得ることができました。

以前のブログで書いたように、このプログラムは10のコースで構成されており、各コースでそれぞれA,B,C,Dの4段階評価が付けられます。平均B以上で卒業できるのですが、私の場合全てのコースでA評価をいただきました。

33名のクラスメートの中で、オールAは4名しかおらず、しかも日本人では私1人だけでした。スタッフの方によると日本人でオールAは史上初だそうです。

他の3人はみな、MBAホルダーなど、アメリカや海外の大学などで経営関係の学位を取得しており、抜群の英語力を持つだけでなく、ビジネスに関する強力なバックグラウンドを持っている人ばかりでした。

彼らと比べれば、私の英語力などつたないもので、ビジネスに関する専門の教育を受けたのも今回が初めてです。それがこのような結果を残せたのは、これまでの英語学習と、この留学プログラムに真剣に取り組んだおかげだと思います。

もちろん、多くのグループワークなど、自分1人の努力で結果を出せたわけではなく、素晴らしいチームメートに恵まれたおかげだと考えています。

さらに、クラスで1名しか選ばれない特別賞をいただきました。これは起業家精神に富み、倫理的な振る舞いと規範によりクラスでリーダーシップを示した者に与えられるという賞です。とても名誉なことで、まさか自分が選ばれるとは思っていなかったので、受賞することができ、本当に感激しました。

社費で4ヶ月も海外留学させてもらったわけですので、これで胸を張って会社に戻ることができます。とにかく今は終わったという安堵感と、よい結果を出せたという達成感でいっぱいです。

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2009-06-20

Group Work

この留学プログラムは、複数のコースから構成されていて、各コースは内容に応じてGlobal Economyや、Finance、Business Lawなどの名前がつけられています。

多くのコースで学習の中心として位置付けられているのがグループワークです。このプログラムでは、予め指定された5,6人のグループに分かれ、各グループごとにテーマ、課題が与えられ、調査、検討、議論した結果をまとめてプレゼンするというスタイルが標準的でした。

そしてテーマ、課題として多かったのがケーススタディです。経営学は実学なので、実際にビジネス上で起きた出来事を題材として学ぶことが主流になっているようです。

そのケーススタディとして、複数のコースで使われていたのが、Harvard Business Schoolで出版されているCaseです。実際に使用されたCaseを一つ例として紹介します。

"Singapore Inc."

このCaseでは、これが書かれた2003年時点でシンガポールが直面している課題と、それまでいかにしてシンガポールが政府主導で経済発展してきたかというBack groundや、国の特徴などが書かれています。

分量的には、これは少し多いほうで、前半の15ページが文章で、後半の12ページがGDPや金融政策等の図表やデータとなっています。

課題としては、例えば、シンガポールの首相のアドバイザーとなって、バイオサイエンス産業をシンガポールに呼び込むために、何をすべきかアドバイスせよ、というものがありました。これはグループごとに異なる課題が与えられます。

与えられたCaseにヒントが含まれていることもありますが、課題によっては、ほとんどの内容を新たに調査する必要がある場合もありました。

英語トレーニングとして捉えると、15ページのCaseを読むだけでもかなり手ごたえがあります。しかもかなり忙しい時期だったので、一晩で目を通さなければならないというプレッシャーの下で読みますし、内容を理解しなければグループでの議論に加われませんので、集中せざるを得ません。

しかも議論となると、Non-Japaneseはたたみかけるように話してくるので、なかなか口で勝つのは難しいです。ですので、私は自分の意見をしっかり伝えたい場合には、あらかじめプレゼン資料のたたき台を作って、意見を整理したうえでミーティングに臨みました。

プログラム初期の頃は、なかなか議論に加われなかったのですが、それが悔しかったので、いろいろ事前準備をしていくことで、英語の会話力で劣る分をカバーすることができ、後半には議論をリードすることもできるようになりました。

それと、英語が流暢だと、いかにもよく理解しているかのように思いがちですが、よく聞いてみると、わりとそうでもなかったりします。

グループワークの難しいところは、実際に資料を作ったり、プレゼンを行うという作業をグループ内で分担しなければならず、積極的に動く人がいればいいのですが、そうでない場合は下手をすると押し付け合いになってしまいます。

その関係でグループワークで時々、微妙な空気になってしまうことがありましたが、それほど理不尽な思いはせずに済みました。

ともあれ、講義だけの受け身の授業だとほとんどリスニングだけになってしまいますが、グループワークでは、リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの全てのスキルが必要とされますので、これが英語力アップに大きく貢献したことは間違いありません。

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2009-06-09

クラスメート

前回の更新から約2ヶ月半が経ってしまいました。予想していたように、3月末から経営関係を学ぶメインのプログラムが始まり、授業と膨大な宿題に日々追われて、ゆっくりブログを更新する余裕が無かったことが主な理由です。

もう残すところ3週間となり、8割がた授業も終了し、たまっていた宿題もこなして、少し余裕ができたところです。

これから何回かに分けて、今回の留学プログラムで感じたことなどを書いていきたいと思っています。もしこちらにいる間に書き切れなければ、日本に帰国してから続きを書くつもりです。

まずはクラスメートについて記します。

3月末からは、主にアジア地域からの学生が加わり、人数が30人以上と倍以上に増えました。国は、タイ、マレーシア、インドネシア、フィリピン、中国、韓国、オーストラリア、フランスです。

彼らの多くは奨学生として選考を通ってきていることもあり、みな相当に優秀で、こと英語力に関しては、正直なところ多くの日本人学生よりは明らかに高いです。

理由は人により様々ですが、例えば大学時代に留学するなどして、英語で学士、もしくは修士を取得しているなどです。中にはMBAホルダーも何人かいます。

他には、フィリピンでは、母国語であるタガログ語は方言がかなりあるため、フィリピン人同士でも日常会話の半分は英語を混ぜて使っているそうです。あるクラスメートは会社での会話の9割は英語だと言っていました。フィリピン人は英語が得意なのは知っていましたが、理由を聞いてなるほど、と納得しました。

そのクラスメートに、英語が話せるのは国際的なアドバンテージだからいいね、と言ったら、反対に母国語に誇りが持てないから日本人がうらやましいと言われました。それが本心なのかただの謙遜なのかはわかりませんが、それを聞いて、自分は日本語に対して誇りを感じているのだろうか、日本語の優れている点、劣っている点とは何だろうか、などといろいろ考えさせられました。

また、英語の発音については、いわゆるJapanese Englishのように、それぞれの国で特徴的な発音のクセがありますが、個人差もかなりあります。多くのクラスメートは、私が感じる限りでは、割と聞き取りやすい発音が多いのですが、中にはかなり聞き取りに苦労する人もいました。

中でも一番聞き取りに苦労したのは、オーストラリア人の発音です。英語は彼らの母国語なので、ネイティブとして非常に速く流暢な英語を話すこともありますが、発音のクセに慣れるまでは、ほとんど何を言っているかわかりませんでした。

例えば、'ei'の音が'ai'になります。するとpay[pei]が[pai]になってしまうのです。おわかりかと思いますが、'ei'の音はそれこそ多用されているので、これを知らないうちはいたるところで引っ掛かり、聞き取りどころではありませんでした。

また、講師の方々は多くは地元の大学などから来ており、基本的にはアメリカ英語なので、聞き取りに関してはかなりスムーズで助かりました。ただUKから来られている方がいて、授業で使用したビデオがイギリス英語で、これまた聞き取りに苦労しました。

今回の留学でよかったことの一つは、いわゆる多国籍の学生の間で学ぶことで、発音も含めていろいろな英語に触れ、それにある程度慣れることができたことです。また、彼らがそれぞれクセを持ちながらも堂々と英語を話しており、また十分コミュニケーションが取れているのを見て、自分も過度に発音を気にせず、堂々と英語を話していいのだと思えました。

特にネイティブや、かなり高い英語力を持っている人は、ある程度の発音のクセがあっても、文脈等から推測して理解してくれます。逆に自信なさげにボソボソ話すほうが通じないので、はっきりと話したほうが通じます。これは自分が聞く立場でもそう感じますので。

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