英語の冒険
昨日は東京に出る用があったので、往復の社内でペーパーバックを読んでいました。新しく読み始めた小説だったのですが、期待より面白く得した気分です。
まだ400ページのうち60ページくらいしか進んでいないので、先になりそうですが、読み終えたら感想を書こうと思います。
社内の英会話クラスは、先週はネイティブ講師の初回でした。日系アメリカ人の男性で、なんと高校の教師をされているとのこと。
日本語もかなり話せるようですが、最初から最後まで英語でした。日本語が通じると思って甘えてしまうと、こちらのトレーニングにならないのでその方がいいですが。
さて、その英会話クラスを一緒に受講している方に、英語に関する面白い本を貸してもらったので、読んでみました。この本です。
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”15万人の言葉から出発した英語が、いかに世界一の言語に発展したのか?悪魔のように現われ、数々の言語と戦い、全世界を支配下に!波乱万丈の「英語の歴史」”(帯より引用)
これまで英語学習を続けてきたものの、”英語”自体に関しての知識はあまりありませんでした。
ただ、英単語の語源についての記事で、ラテン語やフランス語など複数の言語を語源としていることを知って、どういう経緯でそうなったんだろう?とは思っていました。
この本では”英語”という言語について、その誕生から今日に至るまでの経緯が史実を元に読み物風に書かれています。
そのタイトルが示すとおり、冒険と呼ぶにふさわしい歴史だったことを知りました。私はあまり世界史に詳しくないため、英語が中世の頃に一旦表舞台から姿を消したということを知り、かなり驚きました。
また、言語というものは、戦争や支配といった歴史と切っても切れない関係にあるのだということも教えられました。現在、英語が世界の公用語になり、我々がこうして学んでいるのも、近代のイギリス→アメリカという世界における影響力の流れから来るものなのでしょう。
加えて、英語自身が、いろいろな言語から様々な単語を吸収してきて、なおかつ今も自ら新語を作り出し、また世界各地で形を変え続けているというダイナミズムを感じ取ることができます。
このように英語そのものについて知ることで、学習の面白みが増したような気がしました。
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