About this BLOG
このブログは、30才からやり直し英語学習を始めたエンジニアの日々の記録です。
2004年の12月に、TOEIC600レベルから3年間で実践的な英語力を身につける計画を立てました。
英語上達完全マップにしたがって各種のトレーニングを続けてきた結果、2年後に独学でTOEIC870を達成しました。(2005-2006トレーニング進行チャート)
私と同じように独学で英語をマスターしようとしている方の参考になれば幸いです。詳細は”プロフィール”にて。
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前回の更新から、かなり間が空いてしまいました。
実は、事情により急遽、家を新築することになり、突然忙しくなってしまったのです。
子供が産まれて、今のアパートだと手狭になってきたため、そろそろとは思っていたのですが、こんなに早くなるとは予想外でした。
そんなわけで更新が止まってしまい、申し訳ありませんでした。
アメリカ留学をきっかけに2月に再開したブログでしたが、記事の数や内容的に、あまり満足のいく記事が書けず残念でした。
場所や学校名を具体的に書かなかったため、読んでくださった方も、なんとなくイメージしにくかったのではないでしょうか。
理由として、それらを具体的に書いてしまうと、個人が特定されるかもしれないと危惧したからです。
このブログはインターネット上で不特定多数の方に公開しているわけで、やはりそれは好ましくないなぁと。
自分でも、もっと具体的な記事を書いて、写真なども載せたいと何度か思ったんですが、結局、断念しました。
その辺りは、それぞれのブロガーのスタンスというか考え方次第なんでしょうけど。
私としては、英語学習を頑張ると、1つの結果として、留学という可能性が開けますよ、という実例を、学習されている皆さんに伝えたかったのです。
もし、それを少しでも感じていただけたなら、本当に嬉しいです。
さて、このブログを作成した当初の目標である”ペラペラ英語マスター”になれたかどうかですが、私の中では、近づけたもののまだ到達していない、と考えています。
これから、またしばらくの間、更新が止まります。
再開するかどうかは未定ですが、戻ってきたら、そのときはまたよろしくお願いします!
それぞれの”夢”に向かって、がんばっていきましょう!
KIKKAさんのブログ、KEEP GOING ~英語学習一緒にやろう!~の7/17付けのエントリ"そんなに不自然なの?日本人の英語"を読んで、自然な英語について、再び考えてみました。
記事の内容について、そう考えるKIKKAさんの気持ちはよくわかりました。
もちろん、英語トレーニングに使用する教材を選ぶ際には、本当の英語に触れたことがない人が書いたものよりも、できるだけ自然な英語が使われているものを選ぶべきでしょう。
留学先で私が出会った先生方やクラスメート達は、私からすれば、たとえノンネイティブでも相当高いレベルで英語を使いこなしている人ばかりでした。
しかし、それぞれの英語には、発音はもちろん、表現の仕方に独特のクセがありましたけれど、みな自信満々で会話し、通じていたのを目の当たりにしました。
その経験を通じて、絶対的な自然な英語というものは存在しないんだなぁと強く思ったわけです。
アメリカ英語とイギリス英語が様々な点で異なるのは有名な話ですが、同じアメリカでも地域によって方言のような違いがあるとアメリカ人から聞きました。
また、社会的な階級によっても話される英語は違うでしょう。人種や年代によっても違うはずです。
すなわち、自然な英語というものは、地域、人種、年齢、社会的階級などさまざまな要因を規定しない限りは存在し得ないのです。
日本の英語学習者の間で自然な英語というと、アメリカ英語を指すのでしょう。KIKKAさんがフレンズを例として出されていたように、都会に済む中流?の比較的若い世代が話す英語でしょうか。
それは、日本が戦後アメリカ文化にさらされてきた結果、いわば憧れのような感覚が我々に植え付けられているせいかもしれません。
例えばそのある範囲で規定した自然なアメリカ英語を身に付けたとして、イギリス人と話したらどうでしょう。もちろん通じるとは思いますが、たぶん自然だとは思われないでしょう。
では、自然な英語でなければどのような英語を目指せばいいのかというと、私は国際語としてのスタンダードな英語だと思います。英語だと"English as an international language"です。これでググってもらえばいろいろ出てきます。
ただ、言語というのはコミュニケーションのツールでしかないため、日本人以外とコミュニケーションを取るためには、文化の違いを理解することの方が、英語の表現方法よりもよっぽど重要だと思います。
なぜなら日本の文化は世界で最もHigh Contextな部類に入るという点で、異質であるからです。
もし文化の違いを理解しないまま、日本語の発想をそのまま英語にしてしまうと、場合によってはものすごく不自然になってしまいます。簡単な例で言えば、我々が日常的に使う"よろしくお願いします"を無理やり英語で言えば、間違いなく不自然です。
これについては、できればまた別の機会に詳しく書きたいと思います。
突き詰めていくと、やはり自分が何のために、何がしたくて英語を学んでいるか、ということになってくるのでしょう。それが明確でないと、ある段階から先の英語学習の方向性を定めるのが難しくなってくると思います。
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KIKKAさんより、前回の記事に関して、以下のような質問をいただきました。(改行を入れさせていただきました。) おそらく多くの方が興味あるトピックだと思いますので、記事として回答いたします。
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あちらでの会話でひとつお聞きしたいことがあるのですが、一般的に日本人は難しい単語はたくさん知っているけれど、ネイティブが使う簡単な単語を自由に使っての日常会話は苦手と言われています。
shooさんは恋話まで楽しんでこられたようなので、かなりネイティブの日常会話も理解し、自分の意思も自由に話すことができるレベルにあると思うのですが、日本ではナチュラルな英語はどういう学習で学んでこられたんですか?
今、日本の英語学習者向けの教材で学習していますが、最近、難しい単語を詰め込む前にネイティブが使う簡単な基本単語をマスターしてナチュラルな英語を理解し書けるようになりたいと思うようになりました。
あちらでネイティブとノンネイティブの英語をたくさん聞いてこられて、両者の違いなど気づいたことがあったら是非教えて下さい。
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まず、前回の恋話のエピソードに関しては、話をしたのは全員ノンネイティブでした。クラスメート中、ネイティブはオーストラリア人の1名だけで、彼はその場にいませんでしたので。
また、残念ながら、私はネイティブとの日常会話を完全に理解し、自由に意思を伝えられるというレベルには到底至っていません。恋話のときも、自分の思いを、持っているボキャブラリーの中で、あれこれ試行錯誤しながら一生懸命伝えたという感じです。
質問中の"ナチュラルな英語"というのは、例えばhave, get, takeといった基本動詞を巧みに使いこなすといようなイメージでしょうか?
しかし、いわゆる中学英語レベルでも、単純な構文と平易な単語で日常会話のかなりの部分は表現できると思います。
それと、ネイティブや、ノンネイティブでも相当高い英語力を持っている人は、こちらの英語レベルに合わせてしゃべってくれますし、つたない表現でも、積極的に意味を汲み取ってくれますので、自分の英語を堂々と話せばいいと思います。
もちろん、文法的にめちゃくちゃだと伝わらないし、間違って伝わることもあるので、正しくシンプルな英語を心がけたほうがいいです。
もしナチュラルな英語というのが、ネイティブが使うような洒落た表現、言い回しだとして、それらがさらっと出てくればかっこいいですが、それは相当高いレベルにあり、そこまで到達するのも難しいし、そもそも必要無いのでは、と感じています。
理由のひとつとして、今回の留学を通して、私の中での英語を学ぶ目的が、ネイティブであるアメリカ人やイギリス人と会話するだけでなく、世界中のノンネイティブと、国際語としてコミュニケーションを取る方が重要だというように変わったことも理由としてあります。
この辺りの感覚を理解していただくには、我々は日本語のネイティブですので、自分が日本語のノンネイティブとどう接するか、また彼らにどの程度のレベルを期待するかを想像してみるといいかもしれません。
ある言語でネイティブ並みのナチュラルさを目指すのであれば、ある程度の基底能力を備えた段階で、学校なり職場なりで、ネイティブと一緒にその言語だけを使うという環境に数ヶ月ではなく、数年という単位で身をおくしかないのでは、と思います。
KIKKAさんの質問に回答しますと、私の場合、日常会話に特化したトレーニングというのは行なっていませんでした。
また、ネイティブと会話したといっても、ほとんどは彼らがノンネイティブ向けに話す英語しか聞いていないので、違いはあまりわかりませんでした。それと、ネイティブ同士がぞんざいに話している会話はスピードが違いすぎて、全くついていけませんでした。
もともとの質問の主旨からは幾分か離れてしまったような気もします。また、KIKKAさんが期待していた答えと違っていましたら申し訳ありません。ですが、これが現在の私の正直な思いです。
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早いもので帰国して10日あまりが経ちました。先週から職場にも復帰し、日本での日常のサイクルに戻っています。なんだか、あの留学の日々が遠い昔のような、夢のような、そんな感じがします。
通りもんさんからリクエストをいただきましたので、忘れないうちに日常生活でのエピソードについて書いてみたいと思います。
留学中は、前にも書いたとおり、膨大な宿題やグループワークに追われ、なかなか遊ぶヒマが無かったのですが、それでも、みんな一生懸命?遊ぼうと、いろいろ企画しては遊びに行っていました。
授業が終わった後の夕食や飲み会、週末にはBBQをしたり、ビーチやハイキング、イベントなどに出掛けたりなどです。学校側が主催のパーティやゴルフ大会などもありました。
あいにく私は家族連れということもあり、それらの企画の全てにアクティブには参加できなかったのですが、可能な限り参加するようにしていました。
プログラムも終盤にさしかかったころ、あるクラスメートの奥さんが遊びに来ているとのことで、みんなで夕食に行きました。韓国冷麺の店でしたが、かなりおいしかったです。
そして、少し時間が遅くなったこともあり、私は車で4人のクラスメートを乗せて、それぞれのホームステイ先まで送ることになりました。女性3人と男性は私ともう1人です。
その車内でいわゆる恋愛関係の話で盛り上がってしまい、もうそれぞれの家にたどり着きそうだったのですが、もうちょっと話そうということで、近くの海岸沿いの公園に車を止め、外に出て暗い海を眺めながら話をし続けました。
最初は、クラスの中で誰と誰があやしいとか、そんな話をしていたのですが、だんだんと各自の恋愛観や結婚観の話になってきました。
既婚者は私だけだったこともあり、結婚によって何が変わったとか、そんな質問もされたりしました。ちなみに、私以外のもう1人の男性は婚約中で、女性はみんな独身でした。
私自身、そういう話は結構好きというのもありましたし、なんだか学生時代のサークルが思い出され、懐かしい感覚を楽しんでいました。波の音を聞きながら、満天の星空のもとで話をしたことは、とても印象深く、記憶に残る夜となりました。
また、英語で恋話をするという体験は初めてで、それが少し嬉しくもあり、不思議でもありました。でも、やっぱり微妙なニュアンスを説明するのは、自分のボキャブラリーの問題もあり、難しく感じたりもしました。
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帰国までいよいよあと2日となりました。車など不用品を売却したり、大量のテキスト等を自宅に別送したりと、帰国に向けた準備に追われています。
初めての海外での長期滞在だったこともあり、こちらでの生活は本当にいろいろなことがありましたが、今となってはいい思い出となりつつあります。また、母国である日本に帰れるのは、やはり嬉しいものです。
さて、先日、学校の修了式があり、無事に卒業することができました。成績も一緒に渡されたのですが、Highest Distinction(オールA)という最高の結果を得ることができました。
以前のブログで書いたように、このプログラムは10のコースで構成されており、各コースでそれぞれA,B,C,Dの4段階評価が付けられます。平均B以上で卒業できるのですが、私の場合全てのコースでA評価をいただきました。
33名のクラスメートの中で、オールAは4名しかおらず、しかも日本人では私1人だけでした。スタッフの方によると日本人でオールAは史上初だそうです。
他の3人はみな、MBAホルダーなど、アメリカや海外の大学などで経営関係の学位を取得しており、抜群の英語力を持つだけでなく、ビジネスに関する強力なバックグラウンドを持っている人ばかりでした。
彼らと比べれば、私の英語力などつたないもので、ビジネスに関する専門の教育を受けたのも今回が初めてです。それがこのような結果を残せたのは、これまでの英語学習と、この留学プログラムに真剣に取り組んだおかげだと思います。
もちろん、多くのグループワークなど、自分1人の努力で結果を出せたわけではなく、素晴らしいチームメートに恵まれたおかげだと考えています。
さらに、クラスで1名しか選ばれない特別賞をいただきました。これは起業家精神に富み、倫理的な振る舞いと規範によりクラスでリーダーシップを示した者に与えられるという賞です。とても名誉なことで、まさか自分が選ばれるとは思っていなかったので、受賞することができ、本当に感激しました。
社費で4ヶ月も海外留学させてもらったわけですので、これで胸を張って会社に戻ることができます。とにかく今は終わったという安堵感と、よい結果を出せたという達成感でいっぱいです。
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この留学プログラムは、複数のコースから構成されていて、各コースは内容に応じてGlobal Economyや、Finance、Business Lawなどの名前がつけられています。
多くのコースで学習の中心として位置付けられているのがグループワークです。このプログラムでは、予め指定された5,6人のグループに分かれ、各グループごとにテーマ、課題が与えられ、調査、検討、議論した結果をまとめてプレゼンするというスタイルが標準的でした。
そしてテーマ、課題として多かったのがケーススタディです。経営学は実学なので、実際にビジネス上で起きた出来事を題材として学ぶことが主流になっているようです。
そのケーススタディとして、複数のコースで使われていたのが、Harvard Business Schoolで出版されているCaseです。実際に使用されたCaseを一つ例として紹介します。
このCaseでは、これが書かれた2003年時点でシンガポールが直面している課題と、それまでいかにしてシンガポールが政府主導で経済発展してきたかというBack groundや、国の特徴などが書かれています。
分量的には、これは少し多いほうで、前半の15ページが文章で、後半の12ページがGDPや金融政策等の図表やデータとなっています。
課題としては、例えば、シンガポールの首相のアドバイザーとなって、バイオサイエンス産業をシンガポールに呼び込むために、何をすべきかアドバイスせよ、というものがありました。これはグループごとに異なる課題が与えられます。
与えられたCaseにヒントが含まれていることもありますが、課題によっては、ほとんどの内容を新たに調査する必要がある場合もありました。
英語トレーニングとして捉えると、15ページのCaseを読むだけでもかなり手ごたえがあります。しかもかなり忙しい時期だったので、一晩で目を通さなければならないというプレッシャーの下で読みますし、内容を理解しなければグループでの議論に加われませんので、集中せざるを得ません。
しかも議論となると、Non-Japaneseはたたみかけるように話してくるので、なかなか口で勝つのは難しいです。ですので、私は自分の意見をしっかり伝えたい場合には、あらかじめプレゼン資料のたたき台を作って、意見を整理したうえでミーティングに臨みました。
プログラム初期の頃は、なかなか議論に加われなかったのですが、それが悔しかったので、いろいろ事前準備をしていくことで、英語の会話力で劣る分をカバーすることができ、後半には議論をリードすることもできるようになりました。
それと、英語が流暢だと、いかにもよく理解しているかのように思いがちですが、よく聞いてみると、わりとそうでもなかったりします。
グループワークの難しいところは、実際に資料を作ったり、プレゼンを行うという作業をグループ内で分担しなければならず、積極的に動く人がいればいいのですが、そうでない場合は下手をすると押し付け合いになってしまいます。
その関係でグループワークで時々、微妙な空気になってしまうことがありましたが、それほど理不尽な思いはせずに済みました。
ともあれ、講義だけの受け身の授業だとほとんどリスニングだけになってしまいますが、グループワークでは、リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの全てのスキルが必要とされますので、これが英語力アップに大きく貢献したことは間違いありません。
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前回の更新から約2ヶ月半が経ってしまいました。予想していたように、3月末から経営関係を学ぶメインのプログラムが始まり、授業と膨大な宿題に日々追われて、ゆっくりブログを更新する余裕が無かったことが主な理由です。
もう残すところ3週間となり、8割がた授業も終了し、たまっていた宿題もこなして、少し余裕ができたところです。
これから何回かに分けて、今回の留学プログラムで感じたことなどを書いていきたいと思っています。もしこちらにいる間に書き切れなければ、日本に帰国してから続きを書くつもりです。
まずはクラスメートについて記します。
3月末からは、主にアジア地域からの学生が加わり、人数が30人以上と倍以上に増えました。国は、タイ、マレーシア、インドネシア、フィリピン、中国、韓国、オーストラリア、フランスです。
彼らの多くは奨学生として選考を通ってきていることもあり、みな相当に優秀で、こと英語力に関しては、正直なところ多くの日本人学生よりは明らかに高いです。
理由は人により様々ですが、例えば大学時代に留学するなどして、英語で学士、もしくは修士を取得しているなどです。中にはMBAホルダーも何人かいます。
他には、フィリピンでは、母国語であるタガログ語は方言がかなりあるため、フィリピン人同士でも日常会話の半分は英語を混ぜて使っているそうです。あるクラスメートは会社での会話の9割は英語だと言っていました。フィリピン人は英語が得意なのは知っていましたが、理由を聞いてなるほど、と納得しました。
そのクラスメートに、英語が話せるのは国際的なアドバンテージだからいいね、と言ったら、反対に母国語に誇りが持てないから日本人がうらやましいと言われました。それが本心なのかただの謙遜なのかはわかりませんが、それを聞いて、自分は日本語に対して誇りを感じているのだろうか、日本語の優れている点、劣っている点とは何だろうか、などといろいろ考えさせられました。
また、英語の発音については、いわゆるJapanese Englishのように、それぞれの国で特徴的な発音のクセがありますが、個人差もかなりあります。多くのクラスメートは、私が感じる限りでは、割と聞き取りやすい発音が多いのですが、中にはかなり聞き取りに苦労する人もいました。
中でも一番聞き取りに苦労したのは、オーストラリア人の発音です。英語は彼らの母国語なので、ネイティブとして非常に速く流暢な英語を話すこともありますが、発音のクセに慣れるまでは、ほとんど何を言っているかわかりませんでした。
例えば、'ei'の音が'ai'になります。するとpay[pei]が[pai]になってしまうのです。おわかりかと思いますが、'ei'の音はそれこそ多用されているので、これを知らないうちはいたるところで引っ掛かり、聞き取りどころではありませんでした。
また、講師の方々は多くは地元の大学などから来ており、基本的にはアメリカ英語なので、聞き取りに関してはかなりスムーズで助かりました。ただUKから来られている方がいて、授業で使用したビデオがイギリス英語で、これまた聞き取りに苦労しました。
今回の留学でよかったことの一つは、いわゆる多国籍の学生の間で学ぶことで、発音も含めていろいろな英語に触れ、それにある程度慣れることができたことです。また、彼らがそれぞれクセを持ちながらも堂々と英語を話しており、また十分コミュニケーションが取れているのを見て、自分も過度に発音を気にせず、堂々と英語を話していいのだと思えました。
特にネイティブや、かなり高い英語力を持っている人は、ある程度の発音のクセがあっても、文脈等から推測して理解してくれます。逆に自信なさげにボソボソ話すほうが通じないので、はっきりと話したほうが通じます。これは自分が聞く立場でもそう感じますので。
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今日でちょうど3週目の授業が終わりました。日数にすると通算で15日間の講義を受けたことになります。
やはり留学前の予想通り、毎日課題が出ているため時間的余裕がなく、なかなかブログを更新できませんでした。
さて、現時点で私に起こった変化について報告します。
まず、ヒアリングについてですが、開始当初と比較して少し余裕が出てきました。
最初のころは、相当意識を集中して聞かないと英語が頭に入ってこなかったし、ちょっとでも引っかかると、一気に置いていかれてしまう状態でした。ですので、一日の授業が終わるとヘトヘトになっていました。
それが、最近は講師の話すスピードにだいぶついていけるようになり、ある程度リラックスした状態で聞けるようになってきました。以前より英語がスムーズに頭に入ってくるようになり、何かこう特別なことではないような感覚です。
もちろんまだ時々なんですが、日本語で話を聞いているのと同じように、英語がダイレクトに意味を持って頭に響く感じがあります。
これがいわゆる”英語のシャワー”を浴び続けたことによる効果かもしれません。
次にスピーキングについてです。
こちらも、ほぼ毎日何かのテーマについて話す機会やプレゼンの練習を繰り返し行う機会を与えられているせいか、徐々に慣れてきています。
もちろん、自分の言いたいことを自由に話せる状態とは程遠いのですが、少しずつスキルが向上している感覚があります。
また、当初ほど英語を話すことに対する緊張や恐怖感のようなものが無くなってきました。初歩的な文法ミスをそれほど恐れなくなったというか。例えば、時制や複数形など。
クラスメートも同様で、みな当初と比較するとポンポン言葉が出てきていますし、積極的に発言するようになってきています。私も疑問や質問があるときは、躊躇せずに発言するようにしています。
もちろん、傍で聞いていると、他人の文法ミスは結構気づきます。私はなるべく文法ミスをしないように話しているつもりですが、たぶん結構やっているはずです。
また、講師やクラスメートの会話を聞いて、これは使えるな、という表現があればすぐに自分でも使ってみるようにしています。
とにかく学校の中では日本語禁止なので、日本人同士であっても全て英語でコミュニケーションしています。グループワークの課題等もこれでやっていますが、結構なんとかなっていますし、これがスピーキング力向上に貢献していると感じています。
英会話って、対面の英語による口頭のコミュニケーションであり、ヒアリングとスピーキングしかないわけです。もし、聞き取れなかったり、わからない表現があったりしても、適時interruptをかけて質問したり、自分の理解した内容を確認したりできれば、それほど緊張しなくてすむなぁということを実感しています。
そんなわけで、その日の調子にもよりますが、学校に通うことがだんだんと楽しくなってきています。
来月から本来の内容である経営関係のプログラムが始まります。かなり内容が濃く、キツイようですが、なんとか頑張っていきます!
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渡米してから、もう1週間が過ぎました。
私は家族と一緒にこちらに来ています。到着してから、授業開始まで4日間あったのですが、買い出しなどの生活立ち上げに追われ、観光の類は全くできませんでした。
そして、月曜から授業が始まり、今日でちょうど1週目の授業が終わりました。
毎日、基本的に8時半から4時半まで授業があります。今月は、英語力を鍛えることが中心であるため、ビジネスに関連した内容は来月からとなります。
授業では、SpeakingとWritingの機会がたくさん与えられ、かなりいいトレーニングになっています。また、当然、講義自体がすべて英語で行われているため、それ自体がHearingの非常にいいトレーニングになっています。
講師の方の発音がかなり明瞭で、こちらにわかるようにしゃべってくれるということもあるのでしょうが、8~9割はCatchできています。
しかし、街に出て、いろいろな手続きや買い物等を行うと、一気に聞き取れなくなります。
こちらの地元の人は、当然ですが、Non-nativeが聞き取れるように話す訓練をされていませんので、ナチュラルスピードで、かつ場合によっては結構くだけた話し方をするせいだと思います。
その場合でも重要なのは、わからないことがあったら、自分の疑問や確認したいことを、きちんと言葉に出して質問することです。
構文と内容が正しければ、それほど流暢でなくても、ちゃんと理解してくれます。そしてそれに対しては、ほぼどんな場合でも丁寧に答えてくれます。
逆によくないのは、なんとなくわかった気になって"Yeah, yeah. OK."と安易に流してしまうことです。これは失敗の元になります。
私は通学のため、こちらで中古車を購入したのですが、名義変更や保険加入、整備点検の依頼などを自分で行う必要がありました。
なかなか大変でしたが、それらの手続きを自分で行ったことで、すごく勉強になりましたし、少し自信もつきました。もちろん少々失敗もしましたが・・・。
それらも、実際にこちらで生活をしなければ得られなかった、貴重な経験です。
これから、まだ先は長いですが、一日一日を大切にして頑張っていきます。とりあえず今週末は、少しゆっくりしたいと思います。
写真は滞在先の部屋からの夜景です。結構きれいなので、学校から帰ってきて、この夜景を見ると癒されます。
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2年前に、私がTOEICである程度のスコアを安定して取れるようになったころ、Outputの実践の機会が欲しいと強く願うようになっていました。
試しに社内の英会話クラスを受講してみましたが、わかったことは、週に2時間程度では、力をつけるには全く不足だということでした。
もちろん、他のいろいろな方法で学習を続け、力を伸ばしていくことは可能だったと思いますが、私自身の中で、学習の方向性が見えにくくなり、モチベーションが下がっていたことは事実です。
そういう状態で、仕事および生活上での大きな変化(子供の出生)があり、それらに同時に対応しなければならなくなったために、英語学習から遠ざかってしまったのです。
そういう私にとって、この留学は千載一遇のチャンスです。仕事をせずに、4ヶ月間、まさに英語漬けの生活ができるわけですから。
カリキュラムはかなり厳しく、宿題の量も結構あるそうです。また、異文化圏の他の生徒たちとグループワークを行うことは、想像以上に困難とのこと。
しかし、いくら大変だという話を聞いても、今の私にとっては、それら全てがエキサイティングであり、これまでにできなかった体験ができ、新たな出会いがある、という点で、ものすごくワクワクしています。
3月からの授業に備え、今週中には渡米します。
留学中は大変忙しいことが予想されるため、もしかしたら月に1回程度になってしまうかもしれませんが、なるべく現地からブログを更新していきたいと考えています。
大げさかもしれませんが、これからの人生を変える一歩として、精一杯頑張ってきます!!
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