設備

ホームセキュリティ

マイホームを建てるにあたり、気になっているのがホームセキュリティの導入。

今はアパートの2階ということもあり、防犯面では多少いいのかと思っている。玄関ドアの鍵はディンプルキーでサムターン対策のものに変更してあるし。

しかし、一軒家だと広いこともあり1階からの侵入が心配だ。

防犯カメラシステムは独自に入れる予定だが、さらにホームセキュリティがあれば心強い。

気になるのは導入と維持コスト。

業界トップであるセコムと2位のALSOKに見積りをお願いした。

見積りを取ってわかったのは、2社で考え方がかなり違うということ。

セコムは老舗でトップ企業ということもあり、機器なども全て自社開発。火災保険もグループで扱っており、トータルサポートという点では安心感がある

ALSOKは元々店舗などの法人警備から来た会社で、ホームセキュリティではセコムを追う立場ということもあり、機器は基本的に外注で、コスト勝負で割り切った提案をしてくる。

見積りの結果、機器買い取りの場合、両社とも月額は3150円で同一。異なるのは初期の導入コストだ。

ちなみにプランはセコムがスマートプランの戸建タイプ、ALSOKがホームセキュリティα。

面白いのはセコムは新築の場合ほとんどが買い取りで、ALSOKは逆にレンタルが多いという。

レンタルにした場合の買取との費用が逆転する年数はどちらも約5年。契約単位が5年ということと関係しているのだろう。

営業さんの話だと、ホームセキュリティαは1年前くらいにできたプランで、いわゆるローコストのシンプルなプランだ。

提案内容も窓センサーは全て外して空間センサーのみで警備するという考えで、初期コストは買取で20万くらい。

セコムは在宅警備に重点を置いていることもあり、主要な窓には全てセンサーがついたプランで、買取で35万くらい。ALSOKとは15万くらい違う。

ただ、これはALSOKでも窓センサーを同じように付ければ金額的には同じくらいになるはずだ。

それとセコムは火災保険の割引(12.5%)があるので、これも加味して考えなければならない。

まだ結論までは行っていないが、トータルのバランスを考えると現時点ではセコムに傾いている。

特に我が家の場合、在宅のことが多いので、在宅警備が充実している方がいいからだ。

これは推測だが、セコムのスマートプランはALSOKのセキュリティαに対抗してできたのでは無いだろうか。

もしそうならば、競争による価格破壊がこの業界でも起こっていることになる。

何でもそうだが、一社独占では価格が高止まりし、その企業としても高コスト体質になりがちで、消費者にとってはよろしくないので、こういう健全な競争であれば大歓迎

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